業務に関するQ&Aをまとめております。ご参照下さい。

Q1.一般的な株価算定・資産査定・調査業務等の流れを教えてください。


@2日程度
会社からの依頼によりクライアントとの独立性の調査
A2日程度
秘密保持契約書の締結
B2日程度
業務内容の詳細ヒアリング・業務受託の可否の検討
C2日程度
業務委託契約書の締結
D7日程度〜
業務作業の実施(ヒアリング・財務調査・現場視察)
E7日程度〜
報告書作成・ドラフトの提示・クライアント内容確認
F3日程度
最終報告書提出・報告会の実施
*基本的に上記の流れで、期間は約1ヵ月程度となります(規模・内容により若干異なります)。
企業価値・株式価値算定を含む事業再編や・IPOのための予備的調査等も当てはまります。

Q2.評価というのは、どういった着眼点で行われるのですか。

@インカム・
アプローチ
会社から期待される将来の収益をベースに評価します。
具体的には
ディスカウンテッド・キャッシュフロー法
収益還元法
配当還元法等です。
Aマーケット・
アプローチ
市場における類似企業や取引を参照し、相対的に評価します。
具体的には
市場株価法
類似会社法・類似取引法
取引事例法等があります。
B純資産・
アプローチ

会社の貸借対照表の純資産額に注目した一時点の評価です。
具体的には
簿価純資産法
時価純資産法
その他財産評価基本通達に準じた方法等があります。

*基本的に上記3種類を評価の目的に応じて取捨選択し単独や併用、折衷等により評価報告書を作成します。価格形成には一般的な経済・法令の状況や業界自体の要因、企業自体の要因等経営環境も加味されることとなります。

Q3.取扱業務に関して報告書を受領した後のフォローアップはどのような体制で行いますか。


事業再編・内部統制構築・IPO・ストックオプション制度構築等幅広く顧問としてサポートする体制を整えております。経営者のパートナーから実務要員までサポートさせて頂きます。ご相談をお願いします。


Q4.成果物の一つである報告書はどのような内容でしょうか。

報告書は評価の目的に応じて、企業価値報告書・株式価値報告書・意見書・鑑定評価書・予備調査報告書等タイトルが変更されます。価値算定が主目的であればQ2の内容を軸に記載され、コンサルティングが主目的であれば現状と改善案から記載されます。30ページ程度から100ページ以上に及ぶ場合もありますが解りやすい言葉で具体的に記載しております。
自分の会社の現状を客観的に把握するために調査を依頼される会社もあります。


Q5.内部統制を構築し運用していることを示す文書化について、最終的な保存成果物はどのようなものでしょうか。


全社的な方針決定のための資料
・財務報告の範囲の確認書類
・全社レベル統制の評価範囲の決定書類
・プロセスレベル統制の評価範囲の決定書類
・勘定科目の選定資料
・取引フローの選定資料
全社統制と財務報告に関する資料
・全社レベル統制のチェクリスト文書
・財務報告プロセスのチェクリスト文書
各種業務プロセスに関する統制の資料

・業務記述書とその総括書
・業務フローチャート
・職務分掌表
・リスクコントロールマトリックス

テストに関する文書
・ウォークスルー調書文書
・運用テスト文書
システム(IT全般統制)に関する文書
・システム概要ワークシート
・システム基礎情報と評価要否の判断シート資料
・IT基礎フロー理解シート
・システム・リスクコントロールマトリックス
・運用状況評価調書
・ロールフォワード資料
*基本的な資料は上記のようなもので、会社の現況により取捨選択して行きます。
内部統制組織構築には入り口での判断とアクションプランが重要になります。


Q6.本社は大阪にあるようですが、対象とする地域的なエリアはあるのでしょうか。

本社は大阪ですが、もちろん東京等首都圏を含め全国を対象エリアとしております。
在外に工場や関連会社がある場合も問題はありません。提携している海外事務所と連携し業務にあたります。



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